2008年07月02日

ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)の内容1

地上デジタルテレビジョン放送が始まるにあたって、その録画形態にはさまざまな問題がおました。
デジタルデータは短時間での大量複製が可能で、犯罪に利用されやすいからや。
その為、総務省は当初、コピーワンスちう一次コピーのみ可能でダビングは不可ちう規制を各メーカーに通達したんやが、これにはメーカー、視聴者共に大憤慨で、あっちう間に却下されたんや。

実際、録画にシッパイする可能性もあるにもかかわらず、一回のみの録画ちうのはあまりに視聴者に厳しいものであって、当然の反応と言えまんねん
その結果、代替案として提出されたのが、ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)ちう規則や。

このダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)とは、デジタルチューナー搭載のHDDレコーダーやらなんやらといったハードディスク搭載の録画機器を対象にしたルールで、その機器によって地上デジタルテレビジョン放送した後、DVDやらなんやらの媒体に対し、9回のコピー+1回のムーブが可能ちうルールや。
このムーブちうのは、別のメディアにその内容を書き込んだ際に、元のメディアからデータが消去される作業のことを指しまんねん

ファミコン... おっとちゃうわ、パソコン上の作業で言えば、コピーはそのまんまコピー、ムーブは切り取りの事を指しまんねん
10回目のコピーはなあんもせんとホッタラかしといてもムーブとなり、元のメディアから消える仕組みになっていまんねん
よって、10回目のコピーといっぺんに元データは消えてなくなるんや。
やろから、必然的に10回のコピーしか行えまへん。
これが、ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)ちう名前の由来やね。
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ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)の問題2

ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)の問題点の一つに、なんちうか、ようみなさんいわはるとこの孫コピーがでけへん、ちうものがあるんや。
この孫コピーちうのは、コピーした元データではおまへんデータを更に別の媒体にコピーするちうものや。
要は、「A→B、A→C」ではなく「A→B→C」ちうコピー方法やね。
これがでけへんちう事は、元データが消えてしもたら、もうコピーはできなくなるちう事になるんや。

これに関しては、問題ちうよりは意図的に規制しとるといった方がええでっしゃろ。
犯罪防止としてダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)を利用する以上、孫コピーを規制せんことにはあっちう間に大量複製が可能となってしまうからや。
ただ、孫コピーも含め9回まで、とするやろ、ほしたら、この観点でのマイナス面はなくなるんや。
元データが消失する可能性を考えると、いっぺんの孫コピーは許可して欲しいちうのが本音やね。

ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)の問題として他に挙げられるのが、有料放送への未対応や。
地上波はみなフォローしとるものの、WOWOWやらなんやらの有料放送に関しては、コピーワンスになってしまうちうのがダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)の現状や。
例あげたろか、たとえばやなあ、サッカーの試合を録画した時、それを数人の友人からダビングして欲しいと頼まれても、でけへんのや。
これはあまり使い勝手のええことではおまへんよね。
有料放送やからコピーする必要はない、なんて言う理屈があるわけでもないのやから、このあたりに関してももうちびっと柔軟性を持って欲しいものや。
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ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)の仕組み1

ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)は、どうやって孫コピーを規制しとるのでっしゃろ?
その仕組み自体は、それほど複雑ではおまへん。
基本的には、ワンスコピーと同じやからや。

ワンスコピーは、一回のみのコピーが可能ちう仕組みのように思えまっけど、厳密には一世代のみのコピーが可能ちう考えの下で設計されていまんねん
例あげたろか、たとえばやなあ、地上デジタルテレビジョン放送の番組をHDD録画機器やDVDレコーダーに録画した場合、これを一世代目のコピーとみなしまんねん
この時点で、内蔵された放送データはコピー不可のデータとして処理されまんねん
よって、次にこのHDD録画機器やDVDレコーダーから別のメディア(DVDやらなんやら)への録画を行なう事はできなくなるちゅうワケや。

では、ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)は二世代目のコピーまで許可しとるシステムなのかちうと、実は違いまんねん
コピーワンスと同じく、一世代目のコピーがなされた時点で、そのデータをコピー不可として処理しまんねん
もちろん、ほならワンスコピーとなんら変わりまへんよね。
どこがちゃうのかちうと、デジタルチューナー搭載のHDD録画機器に保存した時点では、一世代目のコピーとはみなさない、ちう点や。

これによって、デジタルチューナー搭載のHDD録画機器に関してだけは、次のコピーが一世代目のコピーとなる為、別メディアへの移動が可能となりよったのや。
せやけど、デジタルチューナー搭載のHDD録画機器から別のデジタルチューナー搭載のHDD録画機器に移動させた場合は、その時点でコピー不可データとなるんや。
これがダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)の仕組みや。
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ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)の問題3

ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)の問題の一つに孫コピーがでけへんちう事が挙げられまっけど、これによる最大の弊害は、2008年に東芝が撤退を表明した「HD DVD-R」の件や。
この「HD DVD-R」の何が問題なのかちうと、これに書き込んだデータを別のメディア、例あげたろか、たとえばやなあブルーレイに移す事がでけへん、ちう事や。

これはかなり由々しき問題と言えまんねん
ちうのも、既に撤退が決定しとる「HD DVD-R」は、今後録画機能を搭載される事がない為、現在「HD DVD-R」に録画してあるデータを移行させることが事実上難しくなるからや。
もし「HD DVD-R」に貴重な映像、例あげたろか、たとえばやなあ旅行の時の様子を動画にしとったり、結婚式の様子を写した映像を記録しとった場合、いずれ再生機が壊れてしまうと、もう見ることができなくなってしまうのや。
「HD DVD-R」をブルーレイ専用の再生機で見ることはできまへんから。

これに対しては、何らかの対処をして欲しいトコやね。
「HD DVD-R」に録画しとったデータに関してはもう知りまへん、ちう姿勢では困るんや。
規格が統一されるのはええ事やけどアンタ、それに関しての後始末はしっかりして欲しいものや。

ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)を今後スタンダードな規則として用いるならば、ある程度柔軟性を持たせなければ、中々浸透せんのではおまへんでっしゃろか。
犯罪に利用されへん事、情報の保護やらなんやらはもちろん重要やけどアンタ、ユーザーに不満やストレスを感じさせるような規則では、意味がおまへん。

ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)が今後どういった展開を見せるか、注目や。
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ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)運用開始

ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)の内容が正式に公表されたのは、2007年12月20日やった。
既にこの今より前から、地上デジタルテレビジョン放送の録画規制に関しては、かなり不満の声が挙がっとったので、コピーワンスと比較した場合の規制緩和ちう事になるダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)は、諸手を挙げて歓迎されるはずやった。

せやけど、著作権者へのわい的録音録画補償金制度やらなんやらといった問題があり、むしろこれまでとはちゃう方面からの不満の声が噴出したんや。
この著作権者へのわい的録音録画補償金制度ちうのは、著作権法において、個人、せやなかったら家庭内で楽しむ分の複製に関してはお咎めなしやけど、デジタル方式の録画に関しては一定割合で補償金を徴収しますよ、ちう制度や。

ここで「え? DVDで録画してるけどそないなの払ってへんよ?」と思う方も多いでっしゃろ。
実際は、払っていまんねん
DVDやらなんやらのデジタルメディアには、その購入時の代金に既にその補償金が含まれとるのや。
やろから、現時点でデジタル方式の録画を行なう場合は、無自覚のうちに皆補償金をはらってやっとるちうことになるんや。

これの何が問題なのかちうと、この補償金に関して、録画回数が1から10に変わるなら、補償金は増えてしかるべきちう意見が出されたちうワケや。
これにメーカーが大反発し、結果ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)は当初2008年6月2日から運用が開始される予定やったが、7月5日に延期される事になったんや。

こういった紆余曲折があって、ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)は運用される事となりよったのや。
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ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)の仕組み2

ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)は、デジタルチューナー搭載のHDD録画機器への最初の保存のみ、一世代目のコピーとはみなさない技術によって整理していまんねん
では、もしデジタルチューナー搭載のHDD録画機器以外の録画機器で最初に録画した場合は、一体どうなるのでっしゃろか。

結論から言えば、ワンスコピーと同様の扱いになるんや。
要は、録画した時点でそのデータはコピー不可のデータとして処理され、他のメディアへのコピーが不可能となるんや。
主にリムーバブルメディアへの録画が行なわれた場合のケースやね。

リムーバブルメディアとは、一般的な意味としては持ち運びが可能なメディアの事を指しまんねん
最もわかりやすい例だと、ブルーレイ Disc、DVD、現在は撤退されとるHD DVDやらなんやらの光ディスクやね。

また、これ以外にも、メモリースティック、SDメモリーカードやらなんやらといったメモリーメディアやリムーバブルHDDやらなんやらも該当しまんねん
これらのリムーバブルメディアに最初に録画した場合、もうその時点でコピーができなくなるちゅうワケや。

これが何を意味するのかちうと、ダビングしたければデジタルチューナー搭載のHDD録画機器を買っておくんなはれ、ちう事や。
あまり感心できる仕様ではおまへんよね。
ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)が融通の利かない規則として不満を述べられとるのも、この点が大きく響いとると思われまんねん

ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)が今後録画の規制として定着するには、こういった面の改良が必須と言えまんねん
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パナソニックのダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)対応録画機器2

パナソニックの既製品のうち、ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)にアップロード可能な録画機器はぜええんぶひとつのこらずで23種あるんや。
そのうち、ブルーレイレコーダーはぜええんぶひとつのこらずで6種や。
DIGAの名称で親しまれとるシリーズやね。

パナソニックでは初のブルーレイレコーダーとなりよった「DMR-BW200」「DMR-BW100」は2006年11月発売で、かなり高額な機種となっていまんねん
100の方はHDD容量が200G、チューナーが一つなのに対し、200は500G、チューナー×2となっていまんねん
チューナーが2つあると2番組がいっぺんに録画できるちう事もあり、「DMR-BW200」は高額ながら人気を博したんや。

その後、2007年11月1日に発売されたDIGAが「DMR-BW900」「DMR-BW800」「DMR-BW700」や。
業界で初となるBD-R4倍速対応のドライブ搭載ちうことで、話題になりよった機種やね。
700はHDD250G、800は500G、900は1T(1000G)となっていまんねん

ほんで、2008年にブルーレイレコーダーとしてはかなり価格を抑えた低価格モデルとして発売されたのが、「DMR-BR500」や。
それまでの半額くらいの値段やったこともあり、この機種を持っとる人はかなり多いのではおまへんでっしゃろか。

ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)へのアップデートが可能なDIGAは、いずれも親しまれてきた機種ばかりや。
DIGAをお持ちの方は必ずダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)へのアップデートを忘れへんようにしておくんなはれ。
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パナソニックのダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)対応録画機器1

ソニーと並び、日本の電気機器メーカーの代表格とされとるのがパナソニックや。
そのパナソニックの既に発売されとる商品のうち、ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)にバージョンアップできるのはぜええんぶひとつのこらずで23種類や。
これはソニーの倍の数で、どエライようけの範囲をフォローしたと言えるでっしゃろ。
バージョンアップの方式は、ソニーと同じく放送波ダウンロードで行なわれまんねん

ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)にアップデート可能な製品は、以下の通りや。
ブルーレイレコーダーが「DMR-BR500」「DMR-BW900」「DMR-BW800」「DMR-BW700」「DMR-BW200」「DMR-BW100」。
DVDレコーダーが「DMR-XW320」「DMR-XW120」「DMR-XP11」「DMR-XP22V」「DMR-XP10」「DMR-XP12」「DMR-XP21V」「DMR-XP22V」「DMR-XW300」「DMR-XW200V」「DMR-XW100」「DMR-XW51」「DMR-XW41V」「DMR-XW31」「DMR-XW50」「DMR-XW40V」「DMR-XW30」。

DVDレコーダーが多いのが特徴やね。
それは要は、旧世代の機種に対して幅広いフォローがなされとる証拠でもあるんや。

ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)対応機種が多いちう事は、それだけユーザーの選択肢を広げることになるので、パナソニックはユーザーに対して親切なメーカーである、と言えるでっしゃろ。
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パナソニックのダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)対応録画機器3

パナソニックのDVDレコーダーのうち、ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)へのアップロードを可能としとるのはぜええんぶひとつのこらずで17種類もあるんや。

一番古くさいのは、2006年9月1日に販売された「DMR-XW50」「DMR-XW30」や。
地上/BS/110度CSデジタルチューナーを搭載した高級モデルのDVDレコーダーやった。
翌月には「DMR-XP10」も発売されたんや。

その後、2007年4月〜5月に「DMR-XP11」「DMR-XP21V」「DMR-XW40V」「DMR-XW41V」「DMR-XW51」「DMR-XW31」が発売され、2007年11月には「DMR-XW300」「DMR-XW200V」「DMR-XW100」の3機種が発売されたんや。
ほんで、2008年に入って「DMR-XP21V」「DMR-XP22V」「DMR-XP12」「DMR-XW320」「DMR-XW120」が続々と発売されていまんねん

これらを見る限り、パナソニックがDVDレコーダーに力を注いでいるのは明白やね。
2006年以降、かなりのハイペースで新機種を発売していまんねん
よって、彼らにとってダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)はかなり大きな影響を及ぼす制度と言えそうや。

2006年9月以降、パナソニックのDVDおよびブルーレイレコーダーを購入した人は、ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)へのアップデートを確実に行なっておきまひょ。
ただ、ここで紹介した以外の機種に関しては、アップデートの対象外やので、これまで同様ワンスコピーでの利用となるんや。
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東芝のダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)対応録画機器2

参考URL:
東芝が録画機器の既製品の中でダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)に対応すると発表したのは、2007年に発売された5種類のDVDレコーダーと、2008年に発売された4種のDVDレコーダーや。

まず、2007年10月に発売された「RD-E301」「RD-W301」、ほんで11月に発売された「RD-S601」「RD-S301」や。
これらの機種は「VARDIA」の名称で親しまれとるHDDとDVDレコーダーを一体化させた商品で、東芝の主力レコーダーとして売り出されとる物や。
「RD-E301」はVHS一体型になっとるので、昔撮ったビデオテープがあるちう家庭にはありがたい商品と言えるでっしゃろ。

この4種に加え、2007年12月に発売された、同じく「VARDIA」であるHD-DVDドライブ搭載のハイビジョンレコーダー「RD-A301」に関しても、サポートの対象内となるんや。
何故HD-DVDを……と思う方もおられるかもしれまへんが、この「RD-A301」はDVDへのHD-DVD記録機能もついとるので、ダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)対応機種に含まれたと思われまんねん

これらに加え、2008年5〜6月に発売された「RD-S502」「RD-S302」「RD-X7」「RD-E302」の4種が、運用時の東芝のダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)対応機種となるんや。

元々東芝はダビングテン(コピー9回+ムーブ1回)への対応に関しては早くからの段階で約束しとったので、積極的な対応が期待されておったんやが、2006年までに販売された商品に関しては、フォロー範囲外ちうことになりよったようや。
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